花人、坂村岳志(さかむら たけし)さんの「花の会」のご紹介

昨年の6月に久々に帰郷してからというもの、
ほぼ毎月のペースで熊本に帰るようになりました。

それというのも、不在庵「さかむら」のご主人で
花人の坂村 岳志(さかむら たけし)さんのお花を観るのがすっかり楽しみになってしまったからでした。
なので、坂村さんのそのお花をぜひ多くの方々にご覧いただきたいと思い、今回ご紹介します。
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ほぼ毎月のように立田自然公園内「仰松軒(こうしょうけん)」で行われる「花の会」では
腰掛待合(寄付き)、仰松軒、鎖の間(四畳半)のそれぞれにお花が活けられます。
奥の待合から順に拝見します。
このあいだ伺ったときには写真の待合は改築?中でした。
(ちなみに写真は梅雨時のです)


仰松軒は、茶室としてとても興味深いものです。
他には見たことのないつくりで独特の空間となっているところは、
さすが利休七哲のひとりであった細川忠興公の設計だと感じ入ります(現在のは復元)。
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毎回、来て良かったと思います。
坂村さんというフィルターをとおして、草木のありのままの姿をみてその聲をきくことで
日本人のDNAのなかに織り込まれている、分母としての自然観が呼び覚まされるような感覚。


高く茂った竹や木々の合間からちらちらと差し込む陽の光と
絶え間なくきこえる鳥のさえずり。
カモの泳ぐ池からはゆらりと靄がたちあがり、
鬱蒼と茂った樹々の葉から吐き出された水によってひんやりと湿った空気。
ざわざわという葉擦れの音に混ざってドングリがぽとぽとと落ちる音。



広間では、茶藝師でいらっしゃる出野 尚子(いでの なおこ)さんのお茶をいただきながら(500円です)
ゆっくりとお花を賞玩することもできます。
ちなみに出野さんは、以前の記事でご紹介した「ちゃのわ」のおひとりで、
一緒にいただけるお菓子も、もうおひとかたのメンバーのゆかさんのもの。



坂村さんにお花や器のことを色々質問しつつ
床の間の花をのんびりと眺めながらお茶をいただく
至福の時。

前回の掛花は桧(ひのき)に椿と羊歯。
こんなふうに桧を見られるなんて。


ちなみにお花は撮影不可ですが、毎月ホームページにアップされるのでそちらで
大事に思い出されると良いと思います。
また、花の教室もなさっています。通えるかたは是非。
私は遠くて通えないけど。。。(泣)
様々な場所で出稽古をなさっているので、チャンスがあればと思っています。



さすがに通う回数が増えると、他のお客さんとも顔見知りになり(笑)
夜に「さかむら」でまたお会いしてお話させていただいたりして、
素敵なご縁をいただいています。
遠方からだけでなく、ぜひぜひお近くのかたもお運びください。


坂村岳志 花の会HP】*おしらせのページに次の花会の予定があります
毎月(お休みのときもあり)最終土日開催
場所 / 熊本市立田自然公園内 仰松軒(こうしょうけん)
  熊本市中央区黒髪4丁目610
時間 / 11:30頃〜16時頃

*入場料が200円、お茶はお一人500円です。


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by kaze_no_oka | 2014-02-05 20:47 | イベント
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