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こんにちは。

もう7~8年ほど前(2006年だったと思う)のことですが、兵庫県の有馬温泉にある「華野」という旅館に宿泊したときのことです。

この旅館は、ロビーや廊下、客室のいたるところに陶磁器や絵画などがしつらえられていました。
私は、何て心地よい雰囲気なのだろうと、受付のあいだ美味しい御抹茶とお菓子をいただきながら思っていました。

なかでも、客室の床の間に、白く繊細でいて優美なカーブを描く磁器に野の花が活けられているのを見たときに、心から美しいと感じたのを憶えています。

そのときの白い磁器こそが、黒田泰蔵さんの花器だったのです。

華野さんでは、黒田さんの食器がまだ少し販売されていたのですが、そのときすでに黒田さんは食器をお造りにならなくなっていたようでした。

私はむかしから骨董のうつわ等は大好きだったのですが、うちに帰ってからもこのうつわのことが頭を離れず、この日を境にうつわ好きに拍車がかかったように思います。
これが、私とうつわとの大切な出会いでした。


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華野3度目の宿泊の際の、ロビー横のしつらえ


追記;後に、このお宿の館主でいらっしゃる駿川武志さんが、このお花を活けていらっしゃったのだとわかりました。40歳を過ぎてお茶とお花を始められたのだとか。黒田さん、川瀬さん、そして坂村さん、なるほど総て繋がっていたのかと思うこのごろ。
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by kaze_no_oka | 2012-09-29 16:33 | このブログについて