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「利休にたずねよ」の山本兼一さんの訃報にふれて

利休にたずねよ (PHP文芸文庫)

山本 兼一/PHP研究所


先日公開された市川海老蔵さん主演の映画『利休にたずねよ』。
その原作者の山本兼一さんが原発性左上葉肺腺がんのため、57歳で亡くなられたそうです。
ご冥福をお祈りいたします。


山本さんの『利休にたずねよ』も、
私がお茶を習おうという気持ちを後押ししてくれたのです。
これは是非読んでいただきたいと思います。


他に『火天の城』(映画化してます)や
とびきり屋見立て帖シリーズもおすすめです。

尚、今月28日は利休忌。

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by kaze_no_oka | 2014-02-13 23:22 | その他

パナリ焼展 &琉球茶会 @箱根菜の花展示室

昨年の9月7日に、箱根の菜の花展示室で開催されていたパナリ焼展に行ってきました。

パナリ焼は初めて見ました。
リーフレットに写っていた壷を見て、これは絶対行かないといけないと思いました。
今回の展示は、こつこつと集めていた高橋さんのパナリ焼コレクションを見て
内田剛一さんが声をかけ、展示することになったらしい。


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~パナリ焼は沖縄県の八重山諸島の新城島(通称 パナリ)で約200年前まで作られていた謎多き「幻」の土器です
どうやら、この島のひとたちは日常の雑器として使用したこれらの壷に、死者の骨を納めたのではないかということ。



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感動しました。
思っていたよりもだいぶ大きくて、とにかく見たことのないフォルム。
何かのマークのように刻まれた印。
おおらかで、時を経て風化した肌と ぽつねんとただそこに在る自然な佇まい。

どれも良かったのですが、そのなかでも3つほど特に好きなものがあって
そのつぼの前にどれだけ居ても飽きなかったし、何だかわからないけど合掌してしまった。

そんなふうに感じたのは初めてのことで、うまく言えないけれど
つぼが存在自体になってしまっているような感じでした。



さてこの日は特別に「琉球茶会」というのが催され、参加してきました。
展示室の2階奥にある茶室で、沖縄の古陶磁や琉球漆器など沖縄にまつわる道具を使って催されました。
下の写真に写っている白い紙が会記(内田さん筆)。
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掛け物は八重山諸島の古地図、花は琉球南蛮焼締(敷板が舟板)に秋海棠・杜鵑・薄、香合は琉球漆器でした。
茶器や釜など列挙するのはやめておきますが、私のところにまわってきたお茶碗が
大好きな大嶺實清さんの金彩のもので、なんとそれは昔沖縄の大嶺工房で見たものと同じでした。


この茶会では、琉球の真鍮の簪(かんざし)「ジーファー」をつくりかえて茶杓にしたものを使っておられました。
真鍮のものと、銀のものが販売されていましたので、ひとついただいて帰りました。
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新しく焼かれたパナリの壷や芭蕉布、三つ足の盆なども。
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今回の展示に併せて出版された「PANARI」は、必見です。
また、大重潤一郎監督による大嶺實清さんのパナリ焼成実験ドキュメンタリー映画が
「風の島」というタイトルのDVDになったものも販売されていました。

島にあるものをつかい、原始的な方法で焼かれたであろうパナリ焼。
器とはなにか。
小難しい講釈など何もなく、ただ器というものの本来の姿を観る思いがしました。


高橋さん、内田さん、ありがとうございました。
人生に於いてとても重要で貴重な、素敵な展示でした。


おまけ;「まんじゅう茶屋菜の花」さんにあった内田さんの大きなつぼ。
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深澤彰文さんのうつわたち。
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by kaze_no_oka | 2014-02-13 14:56 | イベント

熊本城に行ってきました

熊本に来た観光客が行くところに行ってみよう!その2(笑)
...ということで、熊本城に行ってみました。


じゃじゃーん!
あまりにも有名な熊本城。
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熊本市の街から仰ぎ見ると、そこにはこんな立派なお城が見えるのでござる。
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1607年、加藤清正公によって築城されて400年あまり。
1877年、天守閣は消失したそうですが再建され、現在も銀杏城として大人気のお城です。

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この反り返った石垣のせいで、敵が容易には攻め登れない。
「武者返し(むしゃがえし)」と呼ばれているこの石垣をモデルに
熊本の銘菓「武者がえし」(by お菓子の紅梅)が生まれたそうです。
お土産に良いですよ〜。

で、こちらは天守閣の西側からの眺望。
金峰山がみえます。その手前は熊本城公園。
体操したりピクニックしたり、熊本県民にとって代々木公園みたいなもんです。
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そんで、南側。
電車通り(熊本には路面電車が走っているのだ!)にある熊本の老舗デパート「鶴屋(つるや)」。
その通りから西が下通りアーケード、東が上通りアーケードです。
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お城の内部ですが。
本丸御殿の大広間。ふすま開けても開けても。。。ですよね。
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一番奥に見えるのが、「昭君之間」。
藩主との対面の間です。

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この襖や壁に描かれている絵は、前漢の時代にモンゴルへ嫁がされた王昭君という美女のお話だそう。
悲劇の美女というと、細川ガラシャ夫人を思い浮かべてしまう。。。


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いやはや、色んな美術品がありますな。

それにしても、はぁ〜疲れたばい。
狭い階段上り下りしたり、坂をのぼったりおりたり。。。
ゆっくり時間をとっておいたほうが良いと思います。
しかし、これぞお城って感じの熊本城、一度は訪れてみては。

熊本城HP
熊本県熊本市中央区本丸1−1
入園料 / 大人 500円 子ども 200円
開園時間
・3月~11月 8時30分~18時00分(入園は17時30分まで)
・12月~2月 8時30分~17時00分(入園は16時30分まで)
12月29日~31日は休園










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by kaze_no_oka | 2014-02-06 23:59 | 史跡等

熊本市の水前寺公園(すいぜんじこうえん)に行ってきました

昨年の夏のこと。
熊本に来た観光客が行くようなところに行ってみよう!!
と、やって来たのがここ水前寺公園。

熊本に生まれ育ったのに、初めて来た。
まるで、東京人が東京タワーに、大阪人が通天閣に登ったことないようなもんです。
いや、それは熊本城か。さすがに熊本城には何度も行ってる。

さて、この水前寺公園。これは通称で、本当は水前寺成趣園(じょうじゅえん)というそうです。
 〜肥後細川藩初代忠利公が鷹狩の砌(みぎり)、渾々と清水が湧くこの地を殊の外お気に召され、御茶屋として作事されたのが始まり 
とのこと。
お隣に細川家の歴代藩主を祀る出水(いずみ)神社があります。
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広ーい園内。
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奥に見えるこの建物は...
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「古今伝授之間(こきんでんじゅのま)」
細川幽斎公が桂宮智仁親王に「古今和歌集」の解説の奥義を伝授された、とあります。

お茶のことを学ぶほどに、父・細川藤孝(幽斎)公と子・細川忠興(三斎)公のすごさがわかってくるのですが、
その血脈が今に続いているというのは、更にすごいことですよね。

さてこちらではお抹茶もいただけるのです。
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こちらは狩野永徳の門人、海北友松の「竹林七賢人」の襖絵。
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はぁ。ゆっくりできた。
しかし肥後の夏は蒸し暑いので日傘とハンカチ必須。


水前寺成趣園(通称 水前寺公園)HP
熊本市水前寺公園8−1
☎ 096-383-0074
営業時間 / 3~10月 7:30〜18:00(入園17:30まで)
     11~2月 8:30〜17:00(入園16:30まで)
入場料 / 大人400円、子ども200円(団体割引等あり)

*駐車場は周辺に有料のものがあります。
 ナビの施設名で検索すればすぐにでてきます。








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by kaze_no_oka | 2014-02-06 15:28 | 史跡等

熊本市のギャラリー「Gallery moe(モエ)」さんに行ってきました

これは最近の話。

熊本市にあるGallery moe(モエ)さんで開催されていた、内田剛一さんの個展へ行ってきました。

moeさんへ行くのは3回目。
ここでは様々な有名作家さんの作品が揃っています。
昨年は羽生野亜さんの個展もやっておられたんですが、
帰郷のタイミングにあわなくて見れませんでした。

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場所は、新市街のパチンコ屋さんの角を入ってちょっと行ったところの角。
コンクリートの縦に細長い建物です。

(ちなみにこの写真、開店前のです。ごめんなさい)


内田さんの個展も人気があり、2日目だったのであまり作品は残っていなかったのですが
それでも白い器を手に入れることができました。
焼締の抹茶碗も、黒茶碗も、女の手にすっぽり収まるサイズでとても良かった。
特に焼締。欲しかったなぁ。。。


熊本は、昔からファッションの街だと言われているだけあって
熊本人はけっこう服にお金をかけるのですが、器には??という話も。
やっぱり外での評価に気を遣う県民性の所為かしら。

うーむ。


ともあれ、moeさんは人気作家さんの器もしっかり揃う
頼りになるギャラリーなのです。

Gallery moeHP
熊本市新市街13-24
☎ / 096-355-9238
営業時間 / 11:00~18:00(企画展中~19:00)
月曜日定休
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by kaze_no_oka | 2014-02-06 08:02 | ギャラリー

花人、坂村岳志(さかむら たけし)さんの「花の会」のご紹介

昨年の6月に久々に帰郷してからというもの、
ほぼ毎月のペースで熊本に帰るようになりました。

それというのも、不在庵「さかむら」のご主人で
花人の坂村 岳志(さかむら たけし)さんのお花を観るのがすっかり楽しみになってしまったからでした。
なので、坂村さんのそのお花をぜひ多くの方々にご覧いただきたいと思い、今回ご紹介します。
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ほぼ毎月のように立田自然公園内「仰松軒(こうしょうけん)」で行われる「花の会」では
腰掛待合(寄付き)、仰松軒、鎖の間(四畳半)のそれぞれにお花が活けられます。
奥の待合から順に拝見します。
このあいだ伺ったときには写真の待合は改築?中でした。
(ちなみに写真は梅雨時のです)


仰松軒は、茶室としてとても興味深いものです。
他には見たことのないつくりで独特の空間となっているところは、
さすが利休七哲のひとりであった細川忠興公の設計だと感じ入ります(現在のは復元)。
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毎回、来て良かったと思います。
坂村さんというフィルターをとおして、草木のありのままの姿をみてその聲をきくことで
日本人のDNAのなかに織り込まれている、分母としての自然観が呼び覚まされるような感覚。


高く茂った竹や木々の合間からちらちらと差し込む陽の光と
絶え間なくきこえる鳥のさえずり。
カモの泳ぐ池からはゆらりと靄がたちあがり、
鬱蒼と茂った樹々の葉から吐き出された水によってひんやりと湿った空気。
ざわざわという葉擦れの音に混ざってドングリがぽとぽとと落ちる音。



広間では、茶藝師でいらっしゃる出野 尚子(いでの なおこ)さんのお茶をいただきながら(500円です)
ゆっくりとお花を賞玩することもできます。
ちなみに出野さんは、以前の記事でご紹介した「ちゃのわ」のおひとりで、
一緒にいただけるお菓子も、もうおひとかたのメンバーのゆかさんのもの。



坂村さんにお花や器のことを色々質問しつつ
床の間の花をのんびりと眺めながらお茶をいただく
至福の時。

前回の掛花は桧(ひのき)に椿と羊歯。
こんなふうに桧を見られるなんて。


ちなみにお花は撮影不可ですが、毎月ホームページにアップされるのでそちらで
大事に思い出されると良いと思います。
また、花の教室もなさっています。通えるかたは是非。
私は遠くて通えないけど。。。(泣)
様々な場所で出稽古をなさっているので、チャンスがあればと思っています。



さすがに通う回数が増えると、他のお客さんとも顔見知りになり(笑)
夜に「さかむら」でまたお会いしてお話させていただいたりして、
素敵なご縁をいただいています。
遠方からだけでなく、ぜひぜひお近くのかたもお運びください。


坂村岳志 花の会HP】*おしらせのページに次の花会の予定があります
毎月(お休みのときもあり)最終土日開催
場所 / 熊本市立田自然公園内 仰松軒(こうしょうけん)
  熊本市中央区黒髪4丁目610
時間 / 11:30頃〜16時頃

*入場料が200円、お茶はお一人500円です。


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by kaze_no_oka | 2014-02-05 20:47 | イベント

阿蘇市のギャラリー「etu(エツ)」とカフェ「Tien Tien(ティアン ティアン)」に行ってきました

2014年3月号の婦人画報にも少し紹介されていた、
etuさんとTienTienさんへ。

場所は、阿蘇神社からやまなみ病院の方向へむかって行き、
細い水路のある通りに入って左手です。
阿蘇神社からも10分もかからず歩いていける距離です。


女学校だった校舎を改装してオシャレな雰囲気。
etu(エツ)さんです。
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このペンキの色と板の感じ良いですね〜。

中の写真はないんですが、所狭しとレトロ雑貨が。
祖母が懐かしがっていました。

そしてお隣のTien Tien(ティアン ティアン)さん。
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うーん...何にしよう??
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祖母はあまりお腹が空いていないということで
お茶することにしました。




私の好物、無花果とチェリーのタルト。
とっても美味しかった♪
次は食事もしてみたいなぁ。



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雨に濡れた緑色がとても綺麗。

お店のオーナーさんだったのかスタッフさんだったのか 素敵な方が
私の祖母のことを「かわいい〜」と言ってくださって嬉しかったです。

この日はフランス人らしいもうひとりのオーナーさんもいらっしゃいました。


お店の奥にはフランスアンティークの器や衣類など、
センスの良いものが並んでいました。



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ゆっくり、ゆったり食事やお茶をして素敵な時間が過ごせる場所でした。
阿蘇神社に行くのなら是非こちらに寄ってみられると良いと思いました。

Tien Tienblog
熊本県阿蘇市一の宮町宮地3204
☎ /あるのだけれど携帯番号なのでブログからチェックしてくださいね。
営業時間 11:00~18:00
店休日/毎週水・木曜(祝日の場合は翌日)

etuHP】【blog
熊本県阿蘇市一の宮町宮地3204
☎ /あるのだけれど携帯番号なのでHPからチェックしてくださいね。
営業時間 11:00~18:00
店休日/毎週水・木曜
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by kaze_no_oka | 2014-02-05 19:35 | カフェ/レストラン

かんざらしの店「結(ゆい)」に行ってきました

むかしむかし。
2013年の6月の話ですよ これ。

祖母と一緒に、etuさんとTien Tienさんに行こうと思ったら雨が降ってきて
お向かいの茶屋さん「結」さんに駆け込みました。


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お茶もいただけるんですが、店の奥に古いものが所狭しと並んでいました。
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福助?みたいな
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くまモンサイダー。
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ひと雨通り過ぎていきました。



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by kaze_no_oka | 2014-02-05 19:19 | カフェ/レストラン