~黒田泰蔵展〜@箱根菜の花展示室 その③

さてさて。

こちらは展示室の入場料500円を払うといただけるお菓子と飲み物。
コーヒーかお抹茶かいただけるのですが、私はお抹茶にしました。

「菜の花」さんところのバウム、美味し〜。
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ちなみにこの白磁は黒田さんのものです。
実際に使ってみることができるって良いですよね。

コーヒーのかたには黒田さんのカップ&ソーサーがでてきてましたよ。



で。
迷いに迷って、数点のお皿を選び配送の手配をしてから外で出ると、雨が降っていました。

あ、お土産買わなきゃ。

ってことで、「まんじゅう茶屋菜の花」へ。
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菜の花さんは、高橋台一(たかはし たいいち)さんが代表を務める和菓子屋さんで、いつもお土産はここで調達します。

お店がオシャレで、包装紙なんかも望月さんのデザインだからなんだかいつもここのお菓子になっちゃうんですよね。素材にもこだわっていらっしゃって、美味しい。


お菓子にこだわったらやっぱりうつわにもこだわりを持たれるわけで。
小田原には「うつわ菜の花」「菜の花暮らしの道具店」といったうつわのギャラリーもあります。

何度か小田原のお店には行ったことがありますが、高橋さんにはまだお会いできずにいます。


で、雨のなか立ち寄った「まんじゅう茶屋菜の花」さんには……
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黒田さんの作品がありました。
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つくづく美しい。

そして、素晴らしい作家さんをいつも紹介してくださる「菜の花」の高橋台一さんには。
「尊敬」のひとことです。



後日届いた黒田さんのうつわたち。
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いちばん右側がファンにはたまらないマットな白のもの。
大きなプレートはふわとろオムレツとサラダなんかのせて朝食なんかいいかなと思いました。

こちらは飯碗用に購入しました。
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手のひらにしっくり馴染んで、丁度良い感じだったので連れて帰りました。


他にも欲しいものはたくさんあったけど、それはまた追々
チャンスがあれば私のもとへ来てくれるでしょう。


黒田泰蔵展、とても良かったです。
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# by kaze_no_oka | 2012-11-09 08:38 | 個展

〜黒田泰蔵展〜@箱根菜の花展示室 その②

菜の花展示室への入館料は500円です。
突き当たりの階段をのぼったところの展示室で、
黒田さんの今回のテーマであるシリンダー(円筒)の作品が展示されていました。

おおきな作品が6点、台の上にあり、暗いなか照明に浮かび上がっていました。


透けて見えそうなくらい薄い口もとでありながら、儚さは感じない。
危うい稜線のうえにいても、しっかりとした底の厚みを感じるようなそんな?作品でした。
(こんな下手な表現でごめんなさい)

黒田さんの白磁は、なぜこんなに魅力的なんだろう。
未だにこの方のうつわ以上に惹かれるものを知りません。


さて、展示作品を見終えると、更なる興奮が!
黒田さんの作品がいっぱいだ!!
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今回見たかった花器以外にも食器がたくさん並んでいるではありませんか!!

何で!?
食器はもう造らないはずでは??


でもとにかく興奮〜!!初日に売り切れてもうあまり残っていないだろうと
思っていたので、とても嬉しかったです。
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カップ&ソーサーやお茶碗、猪口などが並んでいます。

花器もずらり。
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私ごときが購入できる値段ではなかったですが、
黒田さんのスゴさを考えればむしろ良心的な数字だと思いました。

こちらには平皿や小鉢がたくさん。
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すごく好きなフォルムばっかり。。。全部もって帰りたいくらいでした(涙)


この大きなうつわは...
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近寄ってみるとくぼんでいるのではなく、こういう台座型のものなのです。
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このエッジ。鋭さ。キレ。
なんなのだろう、息のとまるようなこの緊張感と、同時に感じるあたたかさは。

すごい。
すごすぎる。


そして大注目だったのは、こちらの花器でした。
美しいですよね。
これに椿を一輪挿したらどんなにか活きるでしょう。
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私がずっと欲しいと思っていた華野で見た花器は、
これよりもだいぶ肩の張ったもので少し大きかったような気がします。


お店のかたに尋ねると、今回はあまり花器はなかったようです。
黒田さんは、その時々で熱中されることが変わっていくそうなので
今回は食器というところに戻られたのでしょうか。

こういうものは出会いなので、欲しい花器にも、黒田さんご本人にも
いつかどこかで縁があれば出会えるでしょう。
そのときを待ちたいと思います。

黒田さんはお元気だったそうです。
まだまだ末永く、素敵な作品をうみだしてくださることを祈ります。



さて、会場には次から次へとお客さんがいらっしゃいました。
皆さん素敵な方ばかり。

黒田さんのうつわについて色々とお話を伺うこともできました。

中でもご自宅の普段使いのうつわが、もうずっと黒田さんのものだという奥様
どれが初期のものか、どれが口の欠け易いものか、普段使いでどういうふうに使うのか
などを詳しく教えて下さって、色んなギャラリーや作家さんについてもご存知でした。


それからもうお一人、安曇野市のお隣の大町までよくお酒を買いにいらっしゃるという男性の方。
それは奇遇ですね、としばらく地元トーク。

お酒を呑むにも、おつまみを盛るにも、黒田さんのうつわは全然難しくない!
ということがわかりました。
色染みをおそれていたのですが、白磁なのでけっこう大丈夫なんだそうです。

で、あなたはお酒の販売か何かしておられるのですか?と訊いてしまいそうな
玄人の雰囲気を醸し出しているのにただのサラリーマンですと仰っておられました。


おふたりさま、どうもありがとうございました。楽しかったです^^


(ちなみに、不思議な感覚にとらわれるというお手洗いの話題もありましたが、
どんなものか見学してみるのを忘れていました)


ああでもないこうでもないと、うつわを選んでいたら、
あっという間に2時間以上の時間が経っていました。



その③へ。
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# by kaze_no_oka | 2012-11-08 10:42 | 個展

〜黒田泰蔵展〜@箱根菜の花展示室 その①

先日10月28日(日)に、箱根の菜の花展示室で開催されていた、黒田泰蔵さんの個展へ行ってきました。
そのときのことを書きたいと思います。


黒田泰蔵さんは、私にとっては最も重要な作家さんで
そのことはこちらの記事にも書いたのですが、個展に行くのは初めてのことでした。

今回は、初日に黒田さんがいらっしゃるということだったのですが、
仕事のためにどうしても行くことが出来ず、翌日の日曜日に伺いました。



箱根湯本駅を下車し、iPhoneを頼りにして歩いたのですが、どうしても場所を探せずウロウロ。
ホームページの地図を見ていればすぐ分かったはずなのですが、失敗しました。

地図をお借りして説明すると、「まんじゅう茶屋・菜の花」の向かいにあるセブンイレブンの脇に
細い上り坂があって(小さな看板があります)、そこをのぼっていくと展示室です。
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ようやくたどり着いた「箱根菜の花展示室」
パラパラと雨が降り出してきました。
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素敵な入り口。
こちらは三重のギャラリー「yamahon」のやまほん設計室が設計されたそうです。
ロゴは、装幀などでおなじみの望月 通陽(もちづき みちあき)さん。



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あたたかい、巻貝のなかへ入っていくような?雰囲気です。


②へつづく。
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# by kaze_no_oka | 2012-11-08 09:42 | 個展

Vif穂高でお買い物

今日は、夕方になって
カリン酒用のかりんを買いに行こうと思い立ち
安曇野アートヒルズミュージアム
にあるガーデンハウスに行ってきました。

アートヒルズ横にあるこのお土産や物産品の販売所ではりんごやぶどうやお野菜等が販売されています。
お米や栗や、くるみなんかのちょっと変わったものもあります。
連休中だったので、お客さんがたくさんでした。

去年、ここでかりんを買ったなぁと思って行ってみると、ありましたよ、かりん♪

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こうやって撮るとりんごくらいに見えるかもしれないですが、実はもっと大きいです。
たぶん、ちっちゃい瓜くらいはある。
これでかりん酒をつくります。


帰りに「Vif穂高」へ。

ここでビーツと洋梨(ゼネラル・レクラークという品種)と...いくつか買い物をしました。

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すごくいい赤ですよね♪この唐辛子袋いっぱい270gほど詰って80円でした。
つぶつぶのはコーリャン。切り花として売られていました。
そしてそして、手前のちっちゃいはね突きの羽根みたいなのは「衝羽根(つくばね)」という木の実。
塩ゆでにしたり、油で炒めたり、唐揚げにして塩で食べるらしい。へぇ〜
でも、茹でて塩漬けで保存して、料理の飾りに用います。ってゆうのが一番良さそうですね。


コバルトブルーのうつわは、大嶺 實清(おおみね じっせい)さんのもの。
黒いリム皿は、吉田 直嗣(よしだ なおつぐ)さんのものです。
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# by kaze_no_oka | 2012-10-08 16:55 | 料理

寺村光輔さんと浅井純介さんのうつわでクリームシチュー

今日はクリームシチューをつくりました。

クリームシチューには、北アルプス牧場のノンホモ低温殺菌牛乳をたっぷり使いました。

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びんの口のところにはバターがたっぷり。
とっても濃くて、ジャージー牛乳で育った私にはとても嬉しい。

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ここは、飲み終わった空き瓶を持っていくと10円引いてくれます。
ソフトクリームが人気です^^


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出来上がったシチューは、益子の寺村光輔さんのうつわでいただきました。
吉祥寺のミストさんで購入したものです。
色違いで林檎灰釉もあります。大きさや深さがとってもいい。

長谷園の「かまどさん」で炊いているご飯は、千葉の浅井純介さんの青織部で。
国立新美術館SFTギャラリーで開催された『MESHIWAN 贈る器』展で購入しました。
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# by kaze_no_oka | 2012-10-02 20:20 | 料理

信濃ゆきますのカリカリ焼き・レモンバター風味の野菜のソース添え @Cafe VARIE (カフェ バリエ)

安曇野市穂高にあるCafe VARIEさんでお食事をいただきました。

今年の4月にオープンしたそうです。
私は7月くらいまで、前を通ったことはありましたが、行ったことがありませんでした。
職場のかたに「美味しいし、雰囲気が良いよ」と教えてもらって行ってみたら、とっても良くて、それ以来時々足を運んでいます。

スタッフの方々の気配りが行き届いていて、味も雰囲気も良く、何度行っても満足のカフェです。
2階にはカウンター席があるので、私のようなおひとりさまでも、安曇野の美しい景色を見ながらゆっくり食事ができます。

さて、かんじんの「信濃雪鱒(ユキマス)のカリカリ焼き・レモンバター風味の野菜のソース添え」ですが、こんな感じでした。
                     ↓    ↓   ↓
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雪鱒というのは初めて食べましたが、皮が本当にカリカリしていて、特製ソースとよく合います。
添えてある野菜(蒸してあるんだと思います。)も、素材の美味しさが引き出されていていつも美味しい。

とうもろこしといんげんとそうめん瓜のサラダも、きゅうりやみょうががトッピングされた野菜サラダも、パンか五穀米ご飯も、いつも丁度良いボリュームで満足です。これで1200円!

14時半か15時くらいまでは、飲み物やデザートが特別料金で追加できます。

この日は、長野市の夏至さんからの帰りだったのでその時間が過ぎていて、単品でスイーツの盛り合わせプレートとアールグレイを頼みました。

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ルバーブとくるみのタルト、かぼちゃのプリン、フワとろスフレ、そしてグレープのゼリーでした。
ここのゼリーは、前回桃を使ったものも食べましたが、単なる〜風ではなく、ほんとうにその素材がしっかり使ってあるので味が濃厚です。

1階のショーケースにある人気デザート(持ち帰り可)と、その日のシェフがつくったものの組み合わせのようです。これでなんと500円なんですよね〜。

食事も、なくなり次第終了ですがあるときは夕方でもいただけるので、ランチの時間を逃した人にもおススメです!すっかりファンになってしまった私です。

場所は、アートヒルズミュージアムのすぐ近くです。
アクセサリーも売ってます。
ぜひ、行ってみてくださいね♪
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# by kaze_no_oka | 2012-09-29 18:53 | カフェ/レストラン

辻和美+factory zoomer「白とグレーを中心に。」展@夏至

長野市のギャラリー夏至さんで開催中の、辻和美+factory zoomer「白とグレーを中心に。」展へ行ってきました。

辻さんの作品展は、4/14〜5/6に三重のgallery yamahonさんで開催された「辻和美+factory zoomer Color 展」に行って以来です。

今回は、展覧会のテーマである白とグレーの作品のほかにも定番の作品(めんちょこやおはち等)がたくさん並んでいました。
木曜からだったのですが、土日に辻さんが在廊されるということだったので、もしかしたらお会いできるかも. . .と思って、行くのを土曜日にしました。


夏至さんにたどり着いたら、辻さんのグレーや白や透明の作品たちがたくさん展示されていました。
もしかしたら、もうすでに売り切れてしまっていて見れないものもあったかもしれません(というか、その可能性のほうが高いけど)。
けれど、そのなかでいちばん先に気になったのがコレでした。(毛羽がついててごめんなさい)

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楕円のグレーのお皿です。裏にカットが施されています。
カットといっても、普通の切り子等とは少し違って、辻さんの場合は確か熱でカット部分を深くするということを仰っていたような気がします。

他にも、このめんちょこと片口を購入しました。

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選んでいたら、辻さんがご友人のかたといらっしゃいました。
気を遣ってスタッフの方が紹介してくださったので、おそるおそる「前にyamahonさんで...」と言うと、辻さんは私の顔を憶えてくださっていたようです。嬉しかったです> <


夏至さんでは今回、大きなボトルやシャーレ、リム皿やボウルなど、ぜんぶがキラキラ光っていてとても素敵でした。カットのはいったグレーのランプシェードや、熱の具合でグレーからパープルへグラデーションの美しいカット深鉢は、今回連れて帰ることはできなかったけど、心に残っています。

会期は10/8までです。


前回夏至さんで購入していた、上田快さんの版画作品を受け取って帰りました。
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# by kaze_no_oka | 2012-09-29 16:37 | 個展

このブログのこと

こんにちは。

もう7~8年ほど前(2006年だったと思う)のことですが、兵庫県の有馬温泉にある「華野」という旅館に宿泊したときのことです。

この旅館は、ロビーや廊下、客室のいたるところに陶磁器や絵画などがしつらえられていました。
私は、何て心地よい雰囲気なのだろうと、受付のあいだ美味しい御抹茶とお菓子をいただきながら思っていました。

なかでも、客室の床の間に、白く繊細でいて優美なカーブを描く磁器に野の花が活けられているのを見たときに、心から美しいと感じたのを憶えています。

そのときの白い磁器こそが、黒田泰蔵さんの花器だったのです。

華野さんでは、黒田さんの食器がまだ少し販売されていたのですが、そのときすでに黒田さんは食器をお造りにならなくなっていたようでした。

私はむかしから骨董のうつわ等は大好きだったのですが、うちに帰ってからもこのうつわのことが頭を離れず、この日を境にうつわ好きに拍車がかかったように思います。
これが、私とうつわとの大切な出会いでした。


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華野3度目の宿泊の際の、ロビー横のしつらえ


追記;後に、このお宿の館主でいらっしゃる駿川武志さんが、このお花を活けていらっしゃったのだとわかりました。40歳を過ぎてお茶とお花を始められたのだとか。黒田さん、川瀬さん、そして坂村さん、なるほど総て繋がっていたのかと思うこのごろ。
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# by kaze_no_oka | 2012-09-29 16:33 | このブログについて