川勝英十津さんの「カルイウルシヌリの木の器」展@灰月へ行ってきました。

松本のPARCO横、高美書店の2階に「ぎゃるり灰月」というギャラリーがあります。


こちらで先日、漆の川勝英十津(かわかつ ひでとつ)さんの個展のオープニングで
元「ポフトボナー」店主・森下裕司さんによるフレンチを川勝さんの器でいただく
「漆+French」と題したパーティーがあったのですが、
カメラを持っていなかったので、写真を撮ることができませんでした。
残念。


川勝さんの器のことを知ったのも、こちらのギャラリーでのこと。
木地に桐の木を使っているので、川勝さんの器はとても軽く
初めて手にしたときは本当に驚きました。


あのアラン・デュカスも気に入り、自身のレストラン
BEIGE ALAIN DUCASSE TOKYO(ベージュ アラン・デュカス東京
でも使われているそうです。


今回、オープニングパーティーで目にした川勝さんの漆器。
色、かたち、数、すべて圧巻でした。
(後日、再訪して写真を撮らせていただきました)
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素晴らしいでしょう。
蓋付きの、浅くて片口のようなかたちのものは、別に汁をきるためにそうなっているのではなく
単に取手がついていると手前と奥が決まり易いからだと川勝さんがおっしゃっておられました。
(ほんとうかどうか、ほろ酔いだったのでわかりませんが……笑)



お料理もとても美味しく目にも鮮やか。
漆器って、こんなにも自由に使えるのかという感動を覚えました。

川勝さんのお人柄がうつわにそのまま現れていて、
柔らかでおおらかなその漆は、何の料理を盛ろうかというイマジネーションを刺激します。

「お酒を呑むときに、ゆっくり料理を味わうでしょう。そのためのうつわ」
「僕は木地からつくるから、すべての行程を完璧にはつくれない」
(だからこそ、おおらかで普段使いのできる、良い意味で隙のある漆になる)
その他にも、ほろ酔いの川勝さんの興味深いお話をたくさん聴くことができました。



この、圧巻としか言いようのない光景。
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手前の黒い漆には、お花が活けられています。
こんな使い方もできるのね。
奥様のお話によると、漆のうつわに花を活けていると
何故か猫ちゃんがその水を飲みにくるのだそうです。

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同じ赤でも朱色だったり紅色だったり、下地に施した紙(布?)の模様が様々だったり。
ひとつとして同じものはなく、それが器への愛着を生むのです。
(ご本人は「それは僕が下手だからです」と笑っておられましたが)

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うちにある川勝さんのうつわ。他に、シルバーのトレイもあります。
将来もっと余裕があるようになったら、蓋付きのものや大きなものを買い足して
ずっと使っていきたいな。


「ぎゃるり灰月(かいげつ)」さんは、松本PARCO横の高見書店の2階にあります。
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川勝さんの漆器を見る絶好の機会です。

「カルイウルシヌリの木の器」展 川勝英十津&五大
2013年4月20日(土)→5月6日(月)
11:00〜18:00〈最終日 17:00迄〉

*会期中のお休み 4/24(水)・5/1(水)



ぎゃるり灰月【HP
〒380-0811
松本市中央2-2-6 高美書店 2F
☎0263-38-0022
営業時間 11時~18時
定休日 火・水
*取扱い作家
市岡泰、、小山乃文彦、大沼道行、島るり子、加藤財、三苫修、額賀章夫、
大場芳郎、川勝英十津、小口綾、李慶子、艸田正樹、
つちや織物所、真木テキスタイルスタジオ、エフスタイル、四月の魚、川村忠晴  他

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by kaze_no_oka | 2013-04-30 20:35 | 作家さん
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